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便秘について:便秘が起こす体の不調

肌荒れ

大腸の中で、不要になった物質が長時間たまっていると、腸壁から毒素が再吸収されてしまいます。これが、ニキビや吹き出物として、顔に出ます。

東洋医学では、大腸の不調があらわれる反射点は、鼻のまわりといわれています。また、経験からいうと、大腸の不調はアゴ全体にあらわれるように思われます。そのため、便秘の人は、消化吸収に深く関わる部分、アゴ、口のまわり、鼻の周りなどに吹き出物が出てくることがあります。

いらいら・無気力

便秘の状態が続くと、いらいらしたり、反対に無気力になって、集中力がなくなります。それも当然、体の不快感がずっと続いているわけですから、精神的にも落ち着かないのです。

健康に暮らしている間は、内臓の存在が気になることはありませんね。内臓は、不調を起こしたときに、痛みや不快感で「ここが悪い」と自己主張を始めます。

体の中央にものがたまって不快なので、体内をめぐる「気」もつまりがちになります。これが、頭がすっきり働かない原因になることがあります。また、「今日も便が出ていない」という意識が、フラストレーションとなる場合もあります。

口臭

内臓に変化があると、それが舌苔(ぜったい)にあらわれます。便秘をすると、舌苔が悪臭をはなつものになることがあります。直接的な関係はわかっていませんが、便秘をしたとたんに口臭が起こる人もいます。

食欲不振

便秘とは、消化管の一部である大腸がうまく働いていない状態です。一本につながっている消化管の出口付近が詰まっているので、入り口付近の胃の働きも鈍るのです。出るものが出ないと、食欲も出ないのが普通です。

「最近、気持ちよくおなかがすかないな」と感じるのは、便秘が原因になっている場合があります。逆に、食欲中枢が乱れて、過食におちいる場合もあります。

肥満

便秘と肥満の関係は、科学的には解明されていません。でも、便秘が治れば肥満も治る、というケースは非常に多いので、やはり関係があるのではないでしょうか。

便秘になると、腹部が不快になり、運動する気が起きません。運動不足が肥満につながることもあるでしょう。また、便秘による「過食」で肥満になる場合もあります。これは、体が欲する「正しい性的欲求」ではなく、「時間だから食べる」「眼が欲しくて食べる」という、「食に対する欲望」がおきるためです。人によっては、無意識のうちに、「食べ物を押し込むことで、便を出させる」つもりになっているかもしれません。

便をためるのは、体に必要のないmのを溜め込むことになるので、やはり体重も減りにくくなるのでしょう。

便秘のせいで便が硬くなると、それを排泄するとき、肛門に負担がかかります。このとき、肛門付近の血行が悪いと、傷ができることがあります。これが「切れ痔」です。

排泄時に痛みがあるため、よけい便が出しにくく、便秘の悪循環となっていきます。元気に働いていない臓器は、血行障害を起こしやすいものです。冷え性や便秘の人は、毛細血管がうっ血していることが多く、排便時に傷を受けやすいのです。

大腸の病気

便秘をそのまま放っておくと、大腸の病気につながることがあります。うまく働いていない臓器は、病気になりやすいためです。

また、腸の中で毒素が再吸収されて、病気の原因になることも考えられます。また、急性のものでは腸閉塞、腸捻転などがあります。

下痢の弊害

便秘薬(下剤)を毎日のように飲んでいると、便秘薬がないと便を出せない体になってしまいます。便秘薬とは、「便をむりやり出すための薬」であって、「便秘そのものを治す薬」ではないのです。

下剤としてポピュラーなセンナなどは、使い方を間違うと、体を虚弱するという副作用もあります。

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